数多くの男に拾われ、使用され、そして捨てられる。 使う古しのボロ雑巾のようになったモリガンは、今、とある研究所で飼われていた。 単なる性処理便器ではなく、生体便器として行き続けられるモリガンは格好の研究材料となっていたのだ。 研究所に勤める千人を越える人間の排泄物をモリガンは処理させられていた。 しかもその状況に快楽を感じ、間断なく絶頂を迎えながら汚物を受け入れていく。 そのおぞましい姿を見て、ごく普通の精神しか持たない若い研究員は次々と発狂していったという。
生体便器として以外にもさまざまな人体実験の材料としてモリガンは重宝された。 あらゆる種類の薬を打たれ、臓器は幾度となく組替えられ、人間以外の動物と交尾しての出産も繰り返し行われる。 職員の慰みものとしても、性処理だけでなく、猟銃の的になり、ナイフで切り刻まれ、 肉団子状にされて転がされたりもした。 どんな状況にあっても、その全てが快楽であり、モリガンは終わりの無い絶頂に浸り続ける。 「私は…私はなんだろ…なんでもいいの! ただ、使ってもらえるのが嬉しくてイっちゃうお肉なんですぅ!」 研究材料としての価値が薄れ、次第に研究員に相手にされなくなっても、 モリガンはだらしない笑顔のまま、部屋の片隅で痙攣しているのだった。
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