朦朧とした意識のまま、モリガンは人間界へと姿を現した。
「ここならいくらでも精気を吸い取れるはずなのに……
なぜ?なんで誰も私に声をかけようとしないの?」
以前ならただそこに存在するだけで、男共の精神を揺さぶり、肉体を激しく動悸させていた。
しかし、今は好奇の目で見られるばかりである。
「私の美貌はいささかも衰えていないはずなのに………ひぃぃぃぃっ!!」
ふと、顔をショウウインドに向ける。
己の身体がいかに醜い肉塊となってしまったか、ということをモリガンは直視してしまった。

まさにその瞬間に、モリガンの精神の均衡が音も立てずに崩れ落ちてしまう。

モリガンは当て所も無く街中を徘徊し始めた……。

「あひぃ!いいよぉ!もっと精液ぶっかけてぇ!んぶぅ!んはぁ!美味しいわ!精液最高よ!」
大人が五人も入れば窮屈に感じるほど狭く、薄暗く、埃っぽい部屋で
モリガンはその身を男たちの為すがままに委ねていた。
醜い肉体と端正な顔立ちのギャップに男たちは興奮し、穴という穴を犯している。
「もっとぉ!もっとぶっかけてぇ!精液を!精液があれば私は回復する!だから精液ぃ!」
近づくペニスは手当たり次第に扱きだし、搾り取るようにして顔面に射精させ、
精液を舌で舐め取る。
手に余るほどの人数を相手にする時は二穴はもちろんのこと、乳房や臍も提供して射精を受け続ける。
金をまったく要求しないということが評判になり、二十四時間犯されるようになった。

「いいよぉ!射精してぇ!私の身体を使ってどぴゅどぴゅ出してぇ!
射精さえしてくれれば他には何もいらないのぉ!お願い私でちんこイってぇ!」


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